どうも、椎名です!
またまた足のトラブルシリーズ!今回は「扁平足」についてお話しします。
扁平足とは?
扁平足とは足の内側アーチ(土踏まず)が消失してしまっていて、後ろから足を見ると、かかとがハの字(外反)に倒れている状態です。(下図の右足)
※小児期では靭帯や関節がまだ未発達なため、偏平足は自然な現象であり、成長とともに自然矯正されていきます。(見た目で勘違いしやすいので注意です)
原因は?
・遺伝的、先天的な骨異常によるもの
・筋力、靭帯機能の低下
・体重増加による負担
・靴の問題(かかとが内側に倒れている靴)
などが考えられます。
子供の扁平足による症状
・足が疲れやすい
・転倒しやすい
・足首、膝や股関節などの関連部位に痛みが出てくる
などなど様々な症状が出てきます。
特にスポーツをしている子供は怪我のリスクが高まりますので注意が必要です。
偏平足が将来及ぼす影響
・外反母趾の原因になる
・腰痛、股関節、膝痛の原因になる
・不良姿勢の原因になる
このように様々な原因になりやすいので注意しなければなりません。
予防するにはどうしたら良い?
①子供の足に合った靴を履かせる
これはとても大切です!足に合わない靴を履き続けると足の筋力が機能しなくなってしまいます。
②正しい靴の履き方をする
靴の履き方も大切です。緩く履いていたりすると、足は内側に倒れやすくなっているので靴で支えることができなくなります。
③靴の交換時期
靴にも寿命があります。靴底がすり減ってしまって傾いたまま履いていると、足もどんどん内側に傾いてしまって偏平足を助長します。
④足の筋力をつけるトレーニング
偏平足は足裏の筋力が弱くなっています。
なるべく裸足で子供に遊ばせたり、凸凹のあるところを歩かせたり、足や足趾を使うように頑張ってみましょう!
⑤インソール(中敷き)
インソールにも沢山の種類がありますが、偏平足の子には足の骨格を矯正するようなインソールがおススメです。
土踏まずがないからといって土踏まずを持ち上げるようなインソールは足の機能が上手に働かなくなるため控えたほうが良いです。
現代の子供は偏平足がとても増えています。昔より公園などで遊ぶことが減ってきてしまい、家でゲームなどをすることが増えたことも関係があります。
偏平足は様々な障害の起因になったり、身体の不調を招く怖いやつです。放置したら将来歩けなくなるかも・・・・・・
そうならないように!子供のうちから偏平足にならないようにできることをしていきましょう!!
お読みくださりありがとうございました!
椎名
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