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子供の発達③〜座位・四つ這い〜

こんにちは、浜田です。


今回は、座位・四つ這いまでを紹介します。前回の寝返りの時期で紹介した、ピポットターンなどの運動がここに繋がって行きます。


過去のブログをまだ読んでいない方はぜひ先に読んでみてください!


では、いよいよ今日の本題にいきましょう。



7ヶ月

この時期は、腕や上半身の重力に対抗するための運動が活発になってきます。


うつ伏せ姿勢で上半身を起こす姿勢では、ピポットターンのようにお腹を支点に方向転換するだけでなく、いろいろな方向へ上半身を動かすことができるようになってきます。


そのため、体がどちらかに向いている非対称性の姿勢をとっていることが多いです。このことにより腹這い姿勢が行えるようになります。


6ヶ月ではまだ座る姿勢は両手の支えが必要ですが、7カ月の時期では片手を離すことができるようになります。


また、体を支え立位を取らせようとすると、脚を屈伸させてジャンプのような運動をします。


他者との関わりも変化していき、親の話し方で感情を感じるなどができるようになると言われ、いないいないばあを喜んだり、人見知りをするなどが始まるのもこの時期のようです。



8ヶ月

この時期は、自身よりも周りの環境に対して興味津々な時期です。姿勢をいろいろ変え仰向けでいる事が少なくなります。


寝返りや座位で体の傾きを修正する反応の獲得で、四つ這いが行えるようになります。この時は、まだ四つ這いの姿勢が取れる段階であり、移動はまだ行なえません。


座った姿勢は、両手を離しても保つ事ができるようになります。


立位はつかまり立ちが可能になり、体重移動で足の筋肉を使ってバランスを取ろうとします。


また、言語の発達として「ま」「ぱ」「ば」などの発声が出てきます。



9ヶ月

この時期になると、四つ這い姿勢から座った姿勢に姿勢を変更できるようになります。


手の動きも活発になり、玩具を持ったままでも座っていられるようになります。座り方も様々で、長座や横座りなどが可能になってきます。


ここで転ぶ方向へ手を伸ばして体を守る反応が出る事で、四つ這いでの移動・高這い・立位の発達を促します。立位は、物につかまり立ち上がる運動がスムーズになっていきます。


四つ這いでは後ろに進めるものの移動まで行なえず、腹這い移動が中心です。


また、言語の発達は「た」「だ」「ちゃ」といった発声が行えるようになり、自分の名前がわかるようになってきます。



今回は、つかまって立ち上がるまでを紹介しました。徐々に歩行に近づいてきましたね。次回はついに歩行までを紹介します。



浜田

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