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歩行器のこと

こんにちは!団長の落合です!


本日は子どもの発達シリーズ第三弾「歩行器のこと」について書かせていただきます。


前々回前回のブログの内容を読んでいただくと今回の話がわかりやすいと思います!

ぜひ、ブログをお読みください!


前回のブログでハイハイの重要性を理解していただけたと思います。子どもの発達にとって、ハイハイを行うことはとても大切で、ハイハイによって手足や体幹が鍛えられます。


「早く立てた」「早く歩けるようになった」というのは子どもにとっては、あまり重要ではありません。成長するにつれ、その内に歩けるようになるからです。早く歩けたからといって、運動神経が良いとは関係がないのです。


しかし、最近は「ハイハイ離れ」が多くなってきています。


その原因の一つに、「危ないから」とハイハイをさせない家庭があります。ハイハイをすると一人で移動できてしまうので、子どもを見守る必要があります。


昔は大家族で住んでいたので、誰か子どもを見てくれる方がいたのかもしれませんが、現代社会では、核家族と呼ばれ、子どもを見てあげられるのがお母さんしかいない場合があります。そういった家庭では「歩行器」がとても重宝されます。


歩行器は転ける心配が少なくなるので、少し目を離すことができる。歩く練習にもなる。といった理由から使用されています。


しかし、歩行器に頼ってばかりいると、発達にはよろしくありません。



なぜよろしくないのか、今回は二点ご説明いたします。


① 歩くために必要な強い身体を作れない

ハイハイは歩くために必要な手足や体幹の筋肉やバランスだけでなく、肺機能、つまり持久力も養います。さらにハイハイは自分で様々なところを移動できるため、好奇心も育まれます。


歩行器に頼ってしまうと、それらの要素が養われないといわれています。現に、海外の研究で、歩行器を使用した子どもと使用しない子どもでは、使用した子どもの方が、運動機能の低下がみられたという研究結果もあります。



② 子どもの身体に負担がかかる

歩行器のように、同じ姿勢で過ごさせることは子どもの身体に負担がかかってしまいます。まだ十分に歩く機能が発達していない時期から、地面を蹴るように移動してしまうと股関節にとても負担がかかってしまいます。



このように、歩行器は便利なグッズとして使用されていますが、頼りすぎると子どもの発達を妨げるものになってしまいます。


ハイハイだとどこに行くか分からない危険性や、目を配らないといけないという負担もかかってきますが、子どもの発達には欠かせないものとなっています。


いかがでしたでしょうか?子どもの発達シリーズ第三弾「歩行器について」をお伝えしました。


次回もお楽しみに!!



                                  団長 落合伸治

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